ガス代は家計の中でも大きな出費となる一つの要因
普通に生活をするにあたって、ガスというのは欠かせない設備の一つです。
調理をするにもお風呂に入るのにもガスを使うことが多いですし、家庭によってはガス暖房を使っているところもあるでしょう。
光熱費の大きな部分を占めることが多いので、このガス代を節約することができれば、家計をより楽にできるようになります。
都市ガスの場合は、インフラがきちんと整備されていることや、元々のガスの卸価格が安いことなどから、多少光熱費が安くなる傾向にあります。
しかし、プロパンガスの場合はどうしてもコストが上がってしまって、かなりの出費となることも少なくありません。
細かな節約術を身に着けて、少しでもガス代を減らせるようにしましょう。
小さな配慮でガス代を節約できるようになる
ガスはものを熱するために用いるものですので、ガスを使っている時に熱を逃がさない、無駄に火を通さない工夫をすることによって、ガス代を節約できるようになります。
そのための一つのキーワードは、「フタをする」ということです。
お風呂を沸かすときはもちろん、誰も入っていない時は必ずフタをするようにして、アルミ箔が付けられていて熱が逃げにくいシートを直接お湯の上に張ることによって、冷めにくくなります。
しばらく次の人がお風呂に入らないのであれば、自動追い炊き機能をオフにしておくという配慮も大事です。
また、台所で煮物をする時には落し蓋をするよう心がけることによっても、より早く調理を済ませられるようになります。
調理の際には、調理器具を上手に選ぶことによってもガス代を節約可能です。
たとえば、いくつかに仕切られたフライパンや鍋を使うことによって、同じ鍋やフライパンの中で異なる料理を一緒に進行させていくことができます。
また、適切な大きさの鍋やフライパンの使用を心がけることによっても無駄な火を使わずに済みます。
少ない量を調理するなら小さな鍋を、たくさんの具材を料理するのであれば大きな鍋やフライパンで一度に済ませるようにしましょう。
こうしたちょっとした配慮をすることによって、ガスの使用量を減らせますので、年間を通してみるとそれなり大きな節約となります。
ガスの契約そのものを見直してみる
このように、家の中のちょっとした工夫によってガスの使用量を減らすることができますが、元々のガスの契約を見直してみるという点も大事です。
支払い方法をクレジットカード払いに変えられるのであれば、ポイント分がお得になります。
また、最近では新しいガス会社がいろいろな地域に出てきていますので、今使っているガス会社と比べて費用が変わらないかどうか検討してみると良いでしょう。
