エアコン
真夏の消費電力の大きい家電としては、一番はエアコンがあります。
最近のエアコンは省エネにはなっていますが、それでも多くの電気を使用します。
一番電気を使うときは、エアコンの稼働時であり、夏場は部屋を冷やすのに多くの電気を使用します。
そしてエアコンは、他の家電と違いこまめにON/OFFを繰り返すほど電気を使用します。
30分や1時間ぐらい部屋を空けるなら、エアコンのスイッチは切らずにそのままにしておいた方が良く、スイッチを切ってまた30分後に稼働させると、温まった部屋を冷やすのに多くの電気を使います。
30分や1時間ぐらいだと、そのまま付けっぱなしにしておいた方が省エネになります。
エアコンの設定温度は、外気との温度差があるほど電気を多く使い、理想的な夏の温度設定は28度です。
また室内には、サーキュレーターや扇風機を使い、部屋の空気を循環させると効率よく空気が冷やされて、エアコンの効率も上がり使う電気も少なくなります。
また古いエアコンを使用しているなら、初期費用はかかりますが、最新のエアコンに変えた方電気代は少なくなり、10年や20年前のエアコンは今のエアコンと比べて1.5倍から2倍もの電気を消費します。
待機電力
家電の待機電力も意外にも多くの電気代を発生させています。
家庭の待機電力は、1年で5,000円から10,000円にもなりますので、使わない家電はコンセントからプラグを抜くべきです。
とはいっても、毎回抜き差しを繰り返すのは面倒くさいでしょう。
その場合は、節電タップを使うのがおすすめです。
節電タップなら、スイッチでON/OFFが出来るので便利です。
直射日光が当たらないようにする
夏場の直射日光は部屋を暖めてしまいます。
そのために、窓にすだれや日よけを取付ける、日中はカーテンをして日射しを避けるなどの方法をとると、部屋が暖まりにくなり、数%ですが節電になります。
カーテンを閉めるのが嫌なら、窓に断熱シートを貼るという方法もあります。
その他にも出来る節電方法としては、
・涼しい時間帯は、エアコンの代わりに扇風機や団扇で涼む
・風鈴などをつけて体感温度を下げる
・保冷剤などをタオルで包んで、それを体に当てて涼む
などの方法もあります。
やはり夏場となると、どのようにして涼しくするかが重要であり、エアコン以外のもので涼むと、エアコンを使ったときの電気代を節約することが出来ます。
涼しい時間だと、意外にも団扇や扇風機でも十分に涼しいものです。
ただし夏だと、無理をして涼むのを我慢すると、熱中症になったり脱水症状になったりしますので、無理をせずに適度にエアコンを使用する、こまめに水分補給をするなどのことはした方が良いです。