節約したつもりで節約になっていない
世の中には色々な節約術の情報がありますが、それらは必ずしもあなたに当てはまるということはありません。
その情報を提供している人とあなたの環境はまったく同じということはないので、そしてその情報をあなたが勘違いして間違って受け止める、情報自体が間違っている。
このようなことがあります。
節約のつもりで行っても、まったく節約になっていなかったり、逆にコストがかかったり、疲れるだけであるなんていうこともあります。
間違った節約術
節約は正しく行えば節約になりますが、間違った節約方法は、かえってお金を多く使用することになります。
そのような節約術は、疲れるだけであったりして節約効果は望めません。
・食費を節約して我慢する
食費を節約することは、それ自体は節約にはなりますが、やり方を間違えると逆効果です。
食費節約は我慢を伴いますので、ストレスの多い節約術でもあります。
もしもそのまま我慢できればよいのですが、それが体に悪影響を与えて栄養不足で体を壊したりすることもあります。
また節約の反動で、リバウンドのように際限なく逆に食べ物を食べて止まらなくなることもあります。
食費を節約するなら、ストレスの無い範囲で行うべきです。
週に1回や2回は節約しないで好きな物を買って食べる、などの定期的にリフレッシュするような日を設けても良いかもしれません。
・日用品のまとめ買い
まとめ買いすると余計な物を買わなくて節約になりますが、日用品のまとめ買いは案外節約になりません。
日用品は食品のように半額などのなることはなく、値引きしてもその割合は僅かです。
このためにまとめ買いしても、大して節約になりません。
またまとめ買いして、日用品を物置に置いていたりすると、買ったことを忘れてまた買ってしまうなどのこともあり、日用品は多くても次使う分ぐらいを買い置きしておくのが丁度良いです。
まとめ買いすると置き場所も必要となり、家のスペースを専有してしまいます。
・光熱費を抑えるために外出する
光熱費を抑えるためだけに、わざわざ外出するには、かえってお金がかかります。
たとえば、外出して珈琲1杯缶コーヒーを100円分買うだけでも、6畳タイプのエアコンの暖房を1日稼働させたぐらいの電気代になります。
ましてや、スタバなどによってカフェやコーヒーを数百円分頼めば、それだけで1日の家庭での電気代に相当します。
これを毎日繰り返していれば、1日カフェで300円使ったとしても、30日で9,000円にもなります。
目的がないなら外出せずに家で大人しくしていた方が、節約になります。
もしもどうしても外出したいなら、ジョギングしたり公園や河原でのんびりするなど、お金を使わないようにした方が節約になります。