古物市場とは
市場といえば、お魚やお肉、野菜などを想像されると思いますが、リサイクル業界にも市場が存在します。一般的に公開されていませんが、古物商許可があれば利用できるところです。
古物市場にはブランドやアパレル、宝石・貴金属、骨とう品など数多くの品が揃っていて、全国各地で開催されています。古物市場で扱われている商品は、買取業者が買取った商品やお店をたたむリサイクルショップの商品など様々です。
古物市場では、ルイ・ヴィトンのバッグが1万円からと進行役が言うと、希望金額を声に出して最終的に一番高い金額をいった人が購入できるオークションです。
古物市場を参加する条件
古物商許可証が必要で、その古物市場の審査に通過すると参加できます。その他にも入会費や年会費などが必要です。
参加を希望する古物市場の公式ホームページをチェックするといいでしょう。
出品もできる
古物市場でできるのは買取だけではありません。フリマアプリで仕入れた商品を古物市場へ売る人も存在するので、せどりで買取った品も出品できます。
出品から成約までシステム管理してくれるので、商品を登録して発送するだけです。送られた商品は検品、状態のチェックがあります。
購入したい場合
商品を仕入れるために購入する人が多いのが古物市場です。初めての競り合いだと、雰囲気にのみ込まれて相場以上の買い物をする人もいるのだとか。慣れるまでは競り合いは2回までにするルールを決めておくといいようです。
さらに適正な価格で買うためには、誰にも負けない得意分野を持たなければいけません。
また、古物市場ならブランド品が安く買えるのではと思われるかもしれませんが、出品される商品は買取価格より高く設定されています。当然ですが、そうしないと出品する側が損してしまうからです。
古物市場の流れ
古物市場はオープンから終了するまで自由に出入りできます。しかし、良い場所を取りたい場合は早めに来たほうがいいかもしれません。途中から来ると最後尾になります。
出品物が出てきたら、ここで状態を確認しましょう。出品物にはタグがついているので、落札したい品があれば、番号を控えておいてください。
競り会いが始まったら出品者名、出品番号を名乗り、開始金額を言います。買い手が多いと金額が釣り上がっていき、買手がつかない場合は金額が下がっていくので、ふさわしいと思う金額で落札可能です。
途中で休憩もありますが、数千もの出品物の競り合いが終了まで続きます。
今ではBtoB向けですが古物市場の会場に行かなくともWEBでオークションが簡潔できるサービスもあるようですよ。
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